あなたが大好きでした。




「…琴魅?」



…どうしたんだ?
琴魅の様子が明らかにおかしい。

「琴魅、どうし…「いやっ!」


琴魅に手を出した優香の手は払われた。

「琴魅…?」


ヒナも心配そうに見ている。



なにか思いだしたくないものを思い出してしまったかのように琴魅は震えていた。



そんな琴魅を見ていられなくて
「琴魅!ちょっと手伝ってほしいことがあるんだ。きてっ!」


無理やり手を握り、琴魅を屋上まで連れていった。