「うっそー。こんなんで泣くわけないじゃん。バーカ!」 「あ!騙したな!」 「さっき笑ったお返しですー」 「くっそー。一本とられた…!」 「ぷっ…ははっ」 私は知らない間に笑顔になっていた。 今までずっと笑うことを忘れていた私を笑顔にさせてくれたのは空。 私の中に空という存在がしみこんできた。 ねぇ、空。 今思えばあの時から空に惹かれてたんだね。 空の太陽みたいな眩しい笑顔。 ちょっとイタズラってぽい子供のような仕草。 全てがこの時から始まっていたのかもしれない…。