つないだ手。

しばらくして
カラオケに行くことになった。

私はヒロくんの助手席に乗り
チナツくんとキョウくんは
別の車で行った。

車の中で、

「ヒロくん、

ほんとにほんとに好きっ」

私はそう言って
ほっぺにキスした。

そしてヒロくんの
左腕に絡み付いた。

大好きで大好きで
どうしようもない。

この人が居ないと私は無理だ。

もう私はヒロくんでいっぱい。

ヒロくんしか見えない。



…ほんとにヒロくんしか
見えてなかった馬鹿な私。

鳴り続けていた携帯にも
全く気付かず。