つないだ手。

次の日は紗江と
花火大会に行った。

「昨日のイケメンはいいの?」

と私が聞くと

「メールしてるんだよねっ」

と嬉しそうに笑う紗江。
すっごく可愛かった。


私達は花火大会の会場で
ビール片手に座り
紗江とイケメンのメールの話を
していた。

「でね、ハルくんは
彼女ずっといないんだって!」

「じゃあチャンスだね!」

「うん、今回は
いける気がする」

私達が話していると……


後ろから

「結菜!」

と声がした。


あの香りと声………

間違いなくヒロくんだ……



「えっ…」

私が振り返ると

チナツくんとキョウくんと
ヒロくんが居た。


「久しぶりだな!」

そう言って笑うヒロくん。
でも…その笑顔に
違和感を感じた。

「うん…」

私が戸惑っていると
隣から紗江が耳元で

「ねぇ!背高い方やばい!
かっこいい!紹介して!」

と言ってきた…

イケメンハルくん立場なし…