つないだ手。

その後タクヤは
なにも聞かなかった。

でも朝仕事に行く時、
「いつまででも
居ていいからね」
と言ってくれた。

タクヤがそう言ってくれるのも
私はわかっていた。


私はタクヤのベッドに
横になった。

そしてそのまま眠りについた。

お昼過ぎに起きて
勝手にシャワーを浴びた。

付き合ってたから、
この家の事はなんでもわかる。

バスタオルの場所も
予備の歯ブラシの場所も。


もしかして……

そう思って押し入れを開けると
私専用の小さなタンスも
まだ残っていた。


そこから私は
自分の着替えを出して着た。


しばらくして
タクヤが帰ってきた。