つないだ手。

大きな道路に出て

タクシーを探す。


その時携帯が鳴った。


〈ヒロくん〉


あんなひどい切り方した私。

なかなか通話ボタンが
押せない……

嫌われた…

絶対嫌われたよね…

頑張れない私なんて
ヒロくんは嫌いだもんね。


私は鳴り続ける携帯を
握り締めて声をだして泣いた。













その時目の前に

大好きなあの車が
止まった。