先輩の不器用なやさしさがとても嬉しかった。 「一応、兄貴だからな!妹の心配してあたりまえだろ」 妹・・・。 このときだけは、妹って言われるのつらい・・・ 兄妹としての優しさなんか・・・いらない。 「ん?どうかしたのか?」 「・・・らない・・・」 「っえ?」 「お兄ちゃんなんていらない!!先輩は あたしのお兄ちゃんなんかじゃない!!」 そういって先輩から逃げてしまった。 ”妹” そういわれるたび、胸がズキンっといたむ あ・・・、あたし、先輩のこと好きになっちゃったんだ・・・。