「遊伊香!

 ねぇ聞いて!」

「急にどしたの?

 無駄にテンション高いし」

それもそうだよ!

逆にテンション上がらない方がおかしい!

だって廉に...

廉に...

「ムフフフ!」

やばい!

顔が自然とにやける

「うわぁ...

 普通にキモイ」

「ひどい!

 そりゃ普通にキモイかもしれないケド!

 でもね...あの廉に...!

 ムフフ!」

「うん、やっぱりキモイ」

仕方ないじゃん!

嬉しすぎるんだ!

笑いを抑えながらも

遊伊香に明日の事を話した

「そうなの!?

 よかったじゃん!」

「うんうん!」

頭をコクコクと上下に振る

すっごく嬉しい!

あ、でも...

「服どうしよう」

いつもは制服とかで遊ぶし

可愛い服なんて持ってないよ...

「買い物行くんでしょ?」

「それに着ていく服がないの!

 どうしよ...」

「それじゃぁさ

 今日依織の家行って見てあげるよ。」

「ホント!?」

遊伊香は服のセンスがいいから

合わせてもらおう!

「ありがと!」

持つべきモノは友だね!


*