---ガチャ
...ん。
あ、私寝てたんだ。
もう暗いし夜...なのかな
誰か帰ってきたっぽいな~
---トン.トン.トン.トン
え?
上がってくる?
お母さんかな。
でもお母さんが上がってくる事って
ほとんどないしな。
じゃぁ誰だろ?
---コンコン
「依織入るぞ。」
え!?
この声は廉!?
何で!?
「ダメ!」
私は反射的に大きな声を出す
だって昨日泣きすぎて目は腫れてるし
服も昨日のままだし
絶対こんな姿見せられない!
てか今廉と会ったら
また泣いちゃうと思うし...
「じゃぁ、このままでいいから
聞いてほしい。
俺はお前に...依織に何をしたのか
傷つけてしまったのか
依織の事が分からない。」
そうだよ
廉は何も悪くない。
「でも、俺の気持ちは分かる。
依織に途中で帰られて嫌だった事」
そりゃ途中で帰られたら
誰でも気分良くないよね...
「依織が泣いてて
胸が痛くって心配になった事」
泣いてたのバレてたんだ...
でも廉が罪悪感なんて
感じる事ない。
悪いのは私なんだよ。
それに
その気持ちは私が友達だから...
幼馴染だから...
私の気持ちとは違う。
「それと
改めて思った。
俺は...「止めて!」
それから先の言葉を
聞きたくなくて
思わず大きな声で止めてしまう
でも、これ以上聞いちゃうと
私は耐えられないから。
もう、彼方とは
一緒に居れなくなるから。
幼馴染・友達としての関係も
もう、崩れてしまうから。
私だけ彼方の事が大好きだから。
...ん。
あ、私寝てたんだ。
もう暗いし夜...なのかな
誰か帰ってきたっぽいな~
---トン.トン.トン.トン
え?
上がってくる?
お母さんかな。
でもお母さんが上がってくる事って
ほとんどないしな。
じゃぁ誰だろ?
---コンコン
「依織入るぞ。」
え!?
この声は廉!?
何で!?
「ダメ!」
私は反射的に大きな声を出す
だって昨日泣きすぎて目は腫れてるし
服も昨日のままだし
絶対こんな姿見せられない!
てか今廉と会ったら
また泣いちゃうと思うし...
「じゃぁ、このままでいいから
聞いてほしい。
俺はお前に...依織に何をしたのか
傷つけてしまったのか
依織の事が分からない。」
そうだよ
廉は何も悪くない。
「でも、俺の気持ちは分かる。
依織に途中で帰られて嫌だった事」
そりゃ途中で帰られたら
誰でも気分良くないよね...
「依織が泣いてて
胸が痛くって心配になった事」
泣いてたのバレてたんだ...
でも廉が罪悪感なんて
感じる事ない。
悪いのは私なんだよ。
それに
その気持ちは私が友達だから...
幼馴染だから...
私の気持ちとは違う。
「それと
改めて思った。
俺は...「止めて!」
それから先の言葉を
聞きたくなくて
思わず大きな声で止めてしまう
でも、これ以上聞いちゃうと
私は耐えられないから。
もう、彼方とは
一緒に居れなくなるから。
幼馴染・友達としての関係も
もう、崩れてしまうから。
私だけ彼方の事が大好きだから。


