今までも、これからも。

気づけば私は

リビングでふとんに包まって寝ていた。

お母さんたちは帰ってきてないらしい。

自分昨日どうやって帰ったんだろう

全然覚えてない。

服は昨日のまま。

廉の事を思って精一杯悩んで

精一杯考えて

遊伊香と一緒に決めた服。

でも今は涙がシミになってて

悲しい思い出がいっぱい詰まった服。

「今、何時だろ...」

私はのそのそとふとんをかぶったまま

涙のせいで腫れた目を頑張って開いて

時計を見た。

時計が指してる数字は12。

「もうお昼か...」

でも全然お腹すいてない。

部屋に戻ってもう一回寝よ...


*