そこにはいなかった。 辺りを見回しても、彼女の姿はどこにもいなかった。 もしかして帰ったのか。 そういえば、彼女は不幸少女と呼ばれたいた。 もしかして… この事故は自分のせいだと思い込んでしまったのか。 真子と梓は学校に戻った。 学校に戻った2人は資料室に向かった。 が、美紅の姿はなかった。 「美紅さん…」 「また明日行けばいいだろう」 「はい…」 梓の言う通りかもしれない。 2人はこのまま帰ることにした。