この1年5組の担任の先生。 実はまだうちの学校にいた。 その先生に聞けば、彼の居場所がわかるかもしれない。 果たして先生は彼のことを覚えているのだろうか。 「あぁ 彼は今でも忘れない子だったよ」 なんと覚えてくれていたようだ。 「今は大学生になって元気に過ごしている」 「本当ですか!?」 しかも大学はこの辺の学校みたいなので、逢えるチャンスはあるみたいだ。 それを美紅に伝えたら、彼女は大喜びだ。 早速会いに行ってみることにした。