話を聞いた真子は涙が止まらなかった。 「真子 そこまで泣くか…」 「だって切ないじゃないですかぁ」 梓は呆れている様子。 「もしかして成仏しない原因は、その男の子に告白してないからじゃないですか?」 真子は鼻をかみながら言う。 『あぁ!そうかもね。 でもね、その男の子の名前忘れちゃった』