「それはいつ?」 『覚えてない。 確か5,6年前』 「ど…どうして姿が見えるのでしょうか?」 『私夜だけこの姿でいれるみたい。 日が出ると見えなくなっちゃうの』 「ところで『助けて』と言っていたが何があったのか?」 『えっと…』 幽霊はしばらく黙った。 『…忘れた!』 笑いながら言った。