彼女は真子に言いたいことがあるらしい。 「あの…よくわからないけど… ありがとう!」 そう言って彼女は去って行った。 真子はいきなり『ありがとう』なんて言われるのが予想外のようで驚いていた。 「真子。 彼女は御主の思い伝わったみたいだな」 「やっぱりデビルハンターって凄いですね」 デビルハンターは大変だけれども、こんなに達成感を持てるとは思わなかった。 「梓さん 私これからも頑張りますね」 梓は微笑んだ。