あぁ、すぐそばに本人がトイレの中に入っているということを知らないでペラペラ話すなんて…。 これでは本人が痛い目に合ってしまう。 しばらくすると女子は出て行った。 真子は彼女の悪口を聞いて申し訳ないと思ったが、本人は今…。 するとガチャっと鍵の音がした。 おそらく宮城島だろう。 足音が早かったので、彼女は走って出て行ってしまったのだろう。 そして真子と梓も出てきた。 「梓さんどうしましょう!?」 「とにかく彼女を追うぞ」 2人は急いで彼女を捜した。