そのまま練習を行う。 しかし、真子は宮城島のことが気になったため、練習に集中できなかった。 休憩時間。 「真子ちょっと来い」 梓に呼ばれた。 「あの宮城島ってヤツは怪しいぞ」 「梓さんも引っかかりますか? でもイメチェンだって言ってましたよね…」 「私はそうは思わない。 今は気配が小さいが、彼女をよく観察しろ。 悪霊はいつ本性を現すのか、わからないからな」 「わ わかりました」 2人は小声で話した。