「え 私!?」 指された本人は慌てる。 この宮城島真琴という人物は女子の中でボーイッシュである。 正直ショートヘアが一番似合うであろう。 女子サッカー部に所属するため女子にもモテモテ。 男子にもかなわないぐらいのイケメンガールだ。 周りからも納得したのかいいと思うという声があちこちで聞こえる。 周りの意見に合わせてそれでいこうと真子は思った。 「じゃあ宮城島さんお願いできますか」 「あぁ…じゃあ…私やります」 その瞬間に授業終了のチャイムが鳴った。