連れて行かれた場所は人気のない通路だった。
「ちょっと御主にお願いしたいことがあってな」
「お願いですか?」
転校生は真面目な顔をして話した。
「昨日のことだ。
御主は悪霊が見えたり会話をすることができる。
私にはそんなことはできない。
そんな能力を持つ奴はいないはず。
だが、御主はいとも簡単にできた。
そこで私は思った。
私一人では悪霊を退治することは大変だ。
そこで御主のその能力を使えば私も少しは楽になろう。
お願いだ。
これから私と一緒にデビルハンターとして一緒に悪霊を退治してくれないか?」



