「で…でも私霊感とかないんですよ! 見えるのは偶然です!!」 「いや・・・これは霊感とは関係ない」 もう言葉が見つからない。 つまりホントに自分はその悪霊を退治する羽目になってしまうのか。 「とにかくもたもたしている場合ではない。 一刻も早くあの少女から悪霊を退治しないと大変だ。行くぞ!」 真子の返事を聞く前に一緒に教室を出ていく。 なんと目の前に松本が立っていた。 既にココにいたらしい。