「見ーつけた」 後ろから声がした。 振り返るとそこには不気味な笑みを浮かべる松本がいた。 ニヤニヤしている。まるで別人みたいだ。 「早く逃げろ!」 転校生が突然、真子をドンッと押した。 真子は思わず驚いたが、押された勢いで真子は急いで出口に向かう。 「逃がさない・・・」 松本の目が怪しく光る。 すると真子の目の前に横からガラスが現れた。 そのガラスは真子のそばの壁に突き刺さる。