「ホットイテクレ・・・」 「え・・・でも」 するとまた針が放出してきた。 針が真子の指に少し刺さった。 「痛っ!」 血が出てきた。 そして、気がついたら梓の姿はなかった。 逃げられてしまった。 今回はしぶどい。 早くしないと梓の心は弱くなるままだ。 でも・・・一体どうすればいいのだろうか。 今は指の痛みしか分からない。