真子は彼女に話した。 梓が何をしたいのか全然わからないこと。 自分の言い過ぎで、自分たちの距離が離れて行ってしまったこと。 悪霊のこと以外のことは全て話した。 「そーだったんだね。 お互い大変だね。 でもさ… それが人間じゃない?」 「え?」