でも聞いても梓はきっと答えてくれない だろう。 いや答えてくれない。 そこで真子は考えた。 ならば…自分が調べればいいだろう、と。 自分から調べて梓のことを知ろう。 とは言ってもどうやって調べるのか分からない。 やはり詳しい人に話を聞くべきなのか。 でもどこにいるのだろうか。 梓の親に会ってみるという考え方もある。 でも彼女の家を知らない。 とりあえず放課後、梓が家に帰っていくまでついていこうかと考えた。