すると梓は金子の体を後ろから抑えた。 「梓さん!?」 「とりあえず一旦御主はここから離れろ!」 「でも梓さんが…」 「このまま死んでもいいのか?」 死ぬなんて、そんなことはできない。 「…分かりました」 真子は梓の言うとおりその場から去った。