彼女はいつもの資料室にいるだろうと思って、そこに向かった。 が、彼女は廊下にいた。 『あ…』 「美紅さん大丈夫ですか?」 『私さっきまで何かに呪われた感じがする』 「そうですか?」 悪霊のことは言わないことにした。 「ところで御主は何故ココにいる?」 『誰かが私を呼んでいる気がするの』 「誰か?」 真子と梓は不思議に感じた。