きっとここにだって無理して来てくれてるんだ。 お父さんの命令だから。 仕事だって忙しいはずなのに。 それでも一度もイヤと言わずに来てくれる。 ご飯を作ってくれて たまにだけど話も聞いてくれる。 こんな事思うなんてあたしらしくないかもしれないけれど。 でも 少しでも何かしてあげたい。 ちらっと視線を向けた先。 「出来る・・かな」