あなたはケイサツカン様☆



ばたんと扉が開いたと思うと、タイチ君が走りだしてあたしの前に立つ。



「タイチまで..あたしの邪魔をするの?」


「違う!そんなんじゃない。言ったろ。俺はお前の味方だって」


「だったら..だったらどうして止めるのよ!!」


そう言う那由菜ちゃんの瞳から涙がぽろぽろ溢れている。


「こんな事して何か変わるのか?」

「で、もっあた、あたしは!」


「俺はお前のそんな顔が見たいんじゃない」


タイチ君はゆっくり近付く。


「こ、来ないで!!あたし、本気だよ」


「那由奈っ!」


「優芽さん!!」



タイチ君の言葉と、龍平さんの声はほぼ同時だった。