「あたしの悲しみはあんたのなんかとは違う!」 そう言い放った那由奈ちゃんがさらに近づいてくる。 「一緒だよ。違いなんかどこにもない」 人を失った時の悲しみはどんな経過があったにしろ同じで。 それは量りきれないくらい重い。 「那由奈ちゃん、誰もお姉さんの死を忘れたわけじゃないよ」 「うそ!!」