「分かったの、居場所」 「いや、分からない」 清香の手配した車に乗り込むと一気にスピードを上げて走り出す。 「何か手がかりはないの?」 「手がかり・・」 必死に思っても考えてもなにも思いつかないし浮かんでこない。 またあの時のような事がおきたら・・ そう思うと目に見えるすべてのものがまっくらになる。 俺は・・やはり彼女に出会わなければよかった。 そしたらこんな風に・・ 「ちょっと!!日下!!」 「え?」 清香の声で我に返る。