「どういう事ですか!?優芽さんが登校していないって」
あまりの大きな声に店内にいた人たちがちらりとこちらをみる。
「はい、朝は自分が見送りました、それは間違いありません」
清香が鞄からメモ紙とペンを取りだし、何かを書き始めるのが分かる。
そこに注意しながらを聞いていると
“車、いる?”
達筆な字が書かれたメモ紙を差し出される。
それに黙って頷くと
“ちょっと待ってて”言い出して店の出口に向かって歩きだした。
「了解しました」
「それとな、もう一つ気になる話を聞いたんだ。おまえ笹本那由奈を覚えているか?」
その名前に
声に
体が一気に凍りつく。
「勿論、覚えて..います」
「じゃあそのその子と彼女が同じ学校で同じクラスだという事も?」
え..?


