何も言えずに黙っていると 「優芽さん?ちょっと意地悪だった?」 少しだけ寂しそうな顔をしてあたしに聞いてくる龍平さんに、こくんと小さく頷く。 「ごめん」 あたしから離れようとした龍平さんの腕を掴む。 龍平さんは少しだけ驚いた顔をしてからにっこり笑って 「来週、月曜日休みなんだ」 「え?」 「デートしようか」 「デート?」 「うん」 月曜日、ちょうど1週間ある。