意識がしっかりしてくると同時に 「優芽!」 お父さんが心配そうな顔であたしを見つめる。 手に感じる暖かな感触。 「お、とうさん」 口の中が渇いているせいかうまく言葉が出ない。 「うなされてたんだよ」 ほっと安心したのか少し離れる。 でも握られた手はそのまま。 心配..してくれたんだね。 「お母さんに..会ったよ」 「え?」 「夢の中で、だけど」 「何か言ってたか?」