夕方の遊園地はあまり人もいなくて。 オレンジ色の光に包まれながら二人で何処に行くわけでもなくただベンチに座る。 「....」 「....」 お互い話をせずに数少ないお客さんを見ている。 平日休みのお父さんと一緒に楽しそうに歩く子供とか。 微笑み合いながらふざけ合っているカップル。 通る人通る人を見つめていると 龍平さんはぽつりと呟いた。 「この前はごめん」