そこまで聞くほどあたしもバカじゃない。 警察官の仕事は秘密主義。 むやみに人に話せない事だってある。 「あっそ。ま、あたしはそこまで楽しみにしてなかったし」 バカ、あたし。 何思ってない事口にしちゃってんの!? 「だ、大体、いちいちそんな事で連絡してこなくてもいいのよ! メ、メールで十分なんだから」 「優芽さん」 龍平さんの声にさっきまで流れるように喋っていた声がぴたりと止まる。 「次の休みに絶対行こう」 「だからあたしはちっとも」 「行こう。約束」