∮黒騎士∮ツンデレラと俺様騎士

「やれやれ、彼特有の十八番が出ましたか」


《翔さん…貴方いつの間に…》


「まぁ いろいろとありまして…

小熊ちゃん~の辺りから…

はい…

えっ…!」


北神山に向かい何かが光速で飛来する…


パシーン…!!


階段室ないに乾いた音が鳴り響く

赤面した山城 愛が北神山の頬を打ち抜いた。


『ミシル様 これ以上は危険です。

双方とも止めましょう』


≪黒姫遅かったですね…≫

『いえ…私も翔殿と一緒に…』

≪貴方も 見たのですか?
小熊ちゃん~を≫


『もう…ミシル様…』
愛の顔が赤くなる。

『いや…あの…』

黒姫は返答に困ってしまった。


『ミシル様は子豚さんの癖に…』

と、

愛は小声で呟いた。


≪愛ちゃん 何か言いましたか。


『いえ…何も…

それより…早く二人を止めないと…
ここは ミシル様しかいません。』


『ここは 山城さんの言うとおりかと存じます。』

ミシルの
∮黒薔薇騎士∮
黒姫 紫音が山城 愛の言葉に賛同した。


≪貴方がそう言うなら参りましょう。≫


気を良くしたミシルは 即発寸前の修羅場にと赴いた。

黒姫は 山城にウインクをすると

愛は顔を赤らめ微笑んでみせた。