苦い蜜




紫苑を屋上に呼ぶ。




歩く道はいつもと変わらず、たわいのない会話を交わしている。





―――――帰りは1人で泣いてるんだろうな……




屋上に着くと、紫苑はドアにもたれ掛かって座る。



私もその横に腰を落とす。




「で、どうした?




莉桜から俺を呼ぶって珍しいじゃん。」