本当に好きか? どいつもこいつもあたしの気持ち疑いやがって… どうしたら、信じてくれるの? あたしは本当に本当に片桐司が好き。 こうなったら意地でも認めてもらう。 好きって気持ちは誰にも負けないんだから! 「好き」 あたしは、その言葉と同時に片桐くんの胸ぐらを掴んだ。 そして、力任せに自分のほうに引っぱった。