「え?」


倉木に見透かされてる・・・。



「ミカコが悩むのってそんくらいじゃん」



なんかひどいこと言われてる気がしなくもない・・・。




「あたしじゃ、頼りになんないと思うから・・・唯のとこ行ってこいよ」



なんか、あたし最低だ。
倉木のこと疑ったりして・・・だってこんなに心配してくれてる・・・

自分じゃ頼りないって、唯ちゃん頼れって、

倉木なりにいろいろ考えてくれたんだね・・・。




あたしは倉木を信じたい。

そして、片桐くんのことをもっとちゃんと知りたいよ。




「ありがと、倉木。ほんと、いいやつなんだから・・・」



「なに、泣いてんの!?ちょ、ミカコ!」