「片桐くん…!」 「あ、どうも」 嘘!? なんでこんな時間にいるの… 「頭どうかした?」 「あ、いや、ぶつけて」 んー!? なぜあたし軽く事実伏せてんの!? てか、さっきの嫌な夢思い出した。 「ぶつけた?そっか」 すると片桐くんは近づいてきた。 えええ、片桐くん…! 恥ずかしくて俯くと、少し冷たい手があたしの頭をなでていた。 「痛いの治るといいな」 やばいよ。 こんなことされたら、ますます好きになっちゃうよ!