「あんた毎日そこにいるね」


「ここ俺の特等席だからさ」


「友達いないだけでしょ」


「いるけど、昼休みまで一緒に
いたくないだけです~」


「あっそ」


そう言ってあたしは
110円の紙パックの
飲むヨーグルトのボタンを押す。


「先輩ヨーグルト飲むんすか!?」