泣くなよ

レストランは､ピアノの生演奏をしている物凄く綺麗なレストランだ。あたしは身だしなみを整え､席へむかう。


｢えっ｣
思わず声をあげる。
目の前にいたのは､転入生だ。
取り引きさきって…あの転入生だったんだ。あ～もうさいやくだ。

｢奈々早く座りなさい｣
父の声で､目がさめる。

｢あっはい､すいません｣

挨拶しなきゃいけないふいんきで､まさか転入生なんて思ってもいなかったから､どぉゆう反応をしたらいいのかまったく分からないまま呆然とする。

｢奈々さん♪こんばんは｣
さきに挨拶してきたのは､転入生のお母さんだ。

｢こんばんは★))今日はこんなレストランでお食事が頂けるなんてこうへいに思います。｣

うまく言葉を並べたあたし。
頑張ったほうだと自分で実感する。