あたしの家は会社を経営している。だから、あたしが結婚する人は、父にきめられるし、中学生の頃なんとなくで付き合いはじめた彼を父に紹介するとそく別れさせられた…こんな事もあった。だから、自分では恋なんて出来ないんだって今ではそう思ってる。


その日の夜、。
あたしは父に呼びだされた。
またテストの事で怒らるのかとびくびくしながら社長室にはいる。

「なに?話たいことって」
「お前今恋してるのか?」

何その質問…。
イエスと答えるべき?
それともノーと答えるべき?

「してないよ★」
ノーをえらんだ。
これから何が起こるともしらずに。


「だったら、紹介したい人がいるんだ。取り引きさきのぼっちゃんでな、すごくいい奴なんだよ★一回会ってみろ」

取り引きさきか…
なら仕方ないよね…

「わかった★いつ?」
「今からだ★」
「ふへー??」
驚いた声をだす奈々。
あたしがイエスと答えても、会うと決まっていた事なんだ…。
一緒に食事をするらしく、レストランへむかう。