Gleam -ドリームキャスト!-

四人は美しい女神に釘付けになった。
この方が、アレスたちに力を授けた・・・

「女神様・・・?」

「ええそうね、ユナ。
 ・・・あなたは闇王に会っても大丈夫かしら?」

女神はユナを見てすぐに不安そうな顔をした。

「女神様にそう言われると・・・自信なくしちゃう・・・」

ユナは手を胸に当て、ため息をついた。
そんなユナをエリサは見つめることしかできなかったが、カズアは違った。

「お前には関係ないだろ。ユナは平気だ。だからさっさと船を渡せ」

「ちょ・・・カズア! 女神様になんてことを!」

信仰心の欠けらもないのかと、エリサはとても焦り驚いた。

しかしカズアはエリサに向かってきっぱりと言う。

「女神がどうした。俺たちは船をもらいに来たんだぞ。くだらん説教を聞きに来たんじゃない」