「さっきまでと風景が全然違う・・・ここは」
カズアが言うと、エリサが答えた。
「女神様の元に着いたんだよ」
「女神様?」
バルトが最後まで言い切ると、奥の建物から女性が現れた。
透き通ったその体は、この世の存在でないことを思わせる。
長い金髪、額部分には宝石をあしらったティアラを。豪華ではないが質素でもない一枚生地の純白のドレスを纏い、光を淡くたたえながら、ゆっくりこちらに向かってきた。
「いらっしゃい。勇者のせがれたち」
女性は――女神はやわらかくそう言った。
カズアが言うと、エリサが答えた。
「女神様の元に着いたんだよ」
「女神様?」
バルトが最後まで言い切ると、奥の建物から女性が現れた。
透き通ったその体は、この世の存在でないことを思わせる。
長い金髪、額部分には宝石をあしらったティアラを。豪華ではないが質素でもない一枚生地の純白のドレスを纏い、光を淡くたたえながら、ゆっくりこちらに向かってきた。
「いらっしゃい。勇者のせがれたち」
女性は――女神はやわらかくそう言った。



