一時間くらい歩いただろう。
洞窟の最深部と思われる部分で魔法陣を見つけた。
魔法陣に、円を描くように四人一緒に乗る。
ユナとエリサはしっかり手をつないだ。
光が四人を包む――扉でバルトとエリサを包んだような、温かな真っ白い光だ。
目を瞑っていたが、徐々にまわりの雰囲気が変わっていくのが分かった。
変化が止まったことを感じ取ると、ゆっくり目を開く。
「綺麗な部屋だね」
ユナは感動したようにあたりを見回した。
そんなに広い部屋ではなかったが、草木は豊かに生き、花々も美しく咲き、蝶が優雅に踊っていた。奥には噴水のある池と、遺跡のような建物がある。
洞窟の最深部と思われる部分で魔法陣を見つけた。
魔法陣に、円を描くように四人一緒に乗る。
ユナとエリサはしっかり手をつないだ。
光が四人を包む――扉でバルトとエリサを包んだような、温かな真っ白い光だ。
目を瞑っていたが、徐々にまわりの雰囲気が変わっていくのが分かった。
変化が止まったことを感じ取ると、ゆっくり目を開く。
「綺麗な部屋だね」
ユナは感動したようにあたりを見回した。
そんなに広い部屋ではなかったが、草木は豊かに生き、花々も美しく咲き、蝶が優雅に踊っていた。奥には噴水のある池と、遺跡のような建物がある。



