何分か経った頃
「ばかーッ! バルトのばかばか!」
エリサの叫び声でユナははっとした。
「なんだよ、後先考えない馬鹿はお前だろ・・・」
「今回はなんとかなったから良かったものの、もし二人とも死んじゃってたらどうする気だったんだよ!」
完全に開かれた扉の前で、座り込んだバルトとエリサがお互いに責任を押し付け合って言い争いをしているようだった。
エリサは大泣きしながらバルトを力いっぱい叩く。
「元気そうだな」
ははっとカズアは笑う。
「ばかーッ! バルトのばかばか!」
エリサの叫び声でユナははっとした。
「なんだよ、後先考えない馬鹿はお前だろ・・・」
「今回はなんとかなったから良かったものの、もし二人とも死んじゃってたらどうする気だったんだよ!」
完全に開かれた扉の前で、座り込んだバルトとエリサがお互いに責任を押し付け合って言い争いをしているようだった。
エリサは大泣きしながらバルトを力いっぱい叩く。
「元気そうだな」
ははっとカズアは笑う。



