二人のまわりを駆け巡っていた鋭い空気。
それが轟音とともに突き抜けるように天に昇ったとき、あたりは真っ白な雪より眩しい光に包まれた。
その光は温かみすら感じる気がした。
ユナはカズアに必死に抱きついていた。
目を開けることは叶わなかったがカズアの体温と、この光が恐怖を打ち消してくれるかのようだった。
しばらくはそのままであったと思う。
それが轟音とともに突き抜けるように天に昇ったとき、あたりは真っ白な雪より眩しい光に包まれた。
その光は温かみすら感じる気がした。
ユナはカズアに必死に抱きついていた。
目を開けることは叶わなかったがカズアの体温と、この光が恐怖を打ち消してくれるかのようだった。
しばらくはそのままであったと思う。



