入り口にはシェパード王国の兵士が二人、警備についていた。
近くに小屋も見えたので何人か交代でいるのだろう。このあたりにずっといるのは大変な労力だと思う。
魔法力の復活したエリサはバルトの背中から飛び降りると、フードを深くかぶった。
「すいません。俺たち女神の大船が欲しいんで、ここ通らせてもらえます?」
バルトが尋ねると、兵士たちは揃って承知しない様子を見せた。
「俺たち闇王を封印しにいかなくちゃいけないんだ」
「勇者様の頼みであれば受け入れたいのも山々なんだが・・・」
兵士は後ろを見る。
洞窟の入り口には、とても大きな、威圧的な扉があった。
力づくではどうやっても開かなそうだと肌で感じ取れる。
近くに小屋も見えたので何人か交代でいるのだろう。このあたりにずっといるのは大変な労力だと思う。
魔法力の復活したエリサはバルトの背中から飛び降りると、フードを深くかぶった。
「すいません。俺たち女神の大船が欲しいんで、ここ通らせてもらえます?」
バルトが尋ねると、兵士たちは揃って承知しない様子を見せた。
「俺たち闇王を封印しにいかなくちゃいけないんだ」
「勇者様の頼みであれば受け入れたいのも山々なんだが・・・」
兵士は後ろを見る。
洞窟の入り口には、とても大きな、威圧的な扉があった。
力づくではどうやっても開かなそうだと肌で感じ取れる。



