Gleam -ドリームキャスト!-

「ユナなら上に行ったぽいけど」

「ああ、甲板か・・・ありがとな」

カズアはそのまま部屋を出ようとしたが、一瞬迷ってまたベッドを振り向いた。

「おいバルト、起きろ」

バルトは目をこすりながら起き上った。
まだ布団をかぶったままだ。

「なんだよ・・・」

「俺、上に行ってくるから、その間エリサの相手してやれよ」

「カ、カズア! なに言ってんだよ!」

エリサがぎょっとなったのが見て分かった。

「お前、暇で仕方ないんだろ」

そう言って笑ってやると、もじもじし始める。

「そぉだけどぉ・・・」

「子供はおとなしく寝てろよ・・・」

と、バルト。